お客様インタビュー|陶柏熹 様

陶柏熹さんプロフィール

  • 国籍: 中国
  • 性別: 男性
  • 在留資格: 「高度専門職1号ロ」
  • 日本語能力試験: N1合格

 

大阪商業大学を卒業され、転職を経て現在上場企業に入社されている実力者。
総合経営学を専攻され、その上、自らの研鑽で現在IT分野にてご活躍中です。

 

陶柏熹さん|インタビュー

行政書士 泉:「日本に行きたい」と思ったきっかけを教えて下さい。

陶柏熹 様(以下 陶):高校の時に日中クラスに通っていまして、高校卒業時に日本の日本語学校に進学という選択があったので、日本の大学に行ってみたいなという気持ちで日本語学校の面接を受かって日本に来ました。

泉:いつ日本に来ましたか?今は何年目になりますか?

陶:2012年の10月10日は上陸日でしたね。もう11年たちました。


泉:
今まではどのような在留資格を取得してきましたか?

陶:2012年10月から一年半はまず日本語学校での留学資格で、2014年に大学決めた後に引き続き留学資格で大学卒業まで続きました。
2018年就職してから「留学資格」から「技術・人文知識・国際業務」に変更し、2023年の9月まで続きました。
今年8月に泉先生とご相談させていただいたところ、高度専門職1号を申請することにしまして、9月無事に5年間の高度専門職1号の資格がおりてきました。

泉:日本語レベルアップのための工夫はありますか?

陶:大学時代は、学校で日本語に工夫をかけたというより、同じバイト先の日本人の方々としゃべるのが一番レベルアップにつながったと思います。
逆に工夫があったのは学生から社会人になった瞬間からの2、3年ですね。
常に敬語を使わないといけないので、外国人だったら許してくれるんじゃないかという甘い思いもあったのですが、やはり敬語を使いこなしてきたほうが自分にも有利だと思いました。

泉:何故今の在留資格を申請しようと思いましたか?

陶:留学資格から仕事用の資格に初めて変更手続きをするとき書類がうまく準備できなかったので、1回ビザが切れたことがあります。今後永住権を取ろうとしたらビザが切れた時点から10年間日本に滞在する必要があるので、この時間を短くするために高度専門職の資格を申請しようと思いました。

泉:在留資格を申請するにあたり、何か心配事項や苦労した事、困った事がありましたか?あった場合は、どのように問題解決されましたか?

陶:1社目に就職するときに在留資格変更を失敗して、困っていました。
それに対して、それから在留資格を申請するのは自分自身できちんとやるか、もしくはプロの方に任せるようにしました。

泉:次にやり遂げたい目標は何ですか? 

陶:高度専門職ポイント制で加点できる資格を目指すことです!

泉:将来の夢・展望はありますか? 

陶:自分で起業したいです。


泉:
大学での専攻な何でしたか?どのような履修科目を受講しましたか?

陶:大学では総合経営が専攻でした。
主に経営経済基礎、国際経済分析、国際戦略やマーケティングなど経済や経営に関連する履修科目でした。


泉:
仕事において、大学で履修したことがどのように役に立ちましたか?

陶:大学で専攻しているこの専門は、経営管理に関する基本的な知識を理解するのに役立ち、将来自分で会社を立ち上げたり、管理職を務めたりするための基盤を築くのに一定の準備ができています。


泉:
就職・転職活動にあたり、外国人であることが、有利にまたは不利に働いたと感じることはありましたか?

陶:英語ができる人は先にチャンスを得られることは有利な点です。


泉:
これから就職・転職する外国人に対して、在留申請にあたり何かアドバイスや教訓はありますか?

陶:ビザに関する手続きをきちんとやることとバイトをやることです。長時間じゃなくて少し経験してみてもよいです。
大学とか大学院での勉強はもちろん重要ですが、バイトをやるのは社会経験にもなりますし、日本語の勉強もできます。

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